コトラーを読む



コトラーを読む

 

コトラーを読む

 

アメリカの名門大学ノースウェスタン大学のケロッグスクールのフィリップ・コトラー教授は、マーケティングの権威として、おそらく最初に名前の挙るひとりだと思います。

 

「やっぱりちゃんとコトラーを読まないと駄目ですか?」

 

多くの人が本人の希望で営業や広報などの部門からマーケティング部門に異動しています。

 

ですからマーケティングに対する学習意欲が高く、本屋に行って先ず手にするのが厚くてしっかり書いてあるコトラーの著作なのです。

 

しかし、家に帰って読み始めるのですが、読んでいると眠くなります。

 

コトラーの本は例えて言えばマーケティングの百科事典です。

 

ですからどこから読み始めてもよく、必ずしも最初から順に読む必要はありません。

 

目次を見てその時に興味のあるところを少しずつ読めば良いわけです。

 

コトラーの偉大なところは、なんと言ってもそのカバーする領域の広さです。

 

マーケティングのほとんど全てを網羅して体系化しているところは非の打ち所がありません。

 

特に代表的な著作である「コトラーのマーケティング・マネジメント」(ピアソン・エジュケーション刊)はまさにマーケティングの大百科辞典と言える内容で、リサーチから製品開発、チャネル管理、広告、ブランド、販売管理、顧客管理、コミュニケーション、までを体系化して網羅し解説しています。

 

このため、欧米のビジネススクールのマーケティングの教科書に最も多く採用され、マーケターにとってはバイブル(聖書)のような存在にすらなっています。

 

しかもこの本は1967年の初版以来何度も改訂され、近年の第10版(ミレニアム版)ではインターネットとマーケティングの関係まで詳しく網羅しています。

 

その意味で「マーケティング・マネジメント」を熟読すれば、理論武装はかなりのレベルになります。

 

もちろんその理論を実践で使えるかどうかはまったく別の話なのですが・・・。

 

ですから、せっかくコトラーを購入したのでしたら、気楽に時間のある時に読んで下さい。

 

ただし、あなたがもし学生なら本気で熟読することをお薦めします。

 

少なくともマーケティングの概論を理解する上でこれ以上の書籍はありません。

 

また、2004年に出版された「コトラーのマーケティング戦略」(多田正行著・PHP研究所刊)という本はコトラーを読み解く上で非常に助けになると思います。是非参考にしてください。



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